解体工事とは?

■解体工事とは?
古くなった建物をとりのぞく(とりこわす)工事のことをいいます。日本では木造家屋が多いですが、そのほかにも鉄骨造、鉄筋コンクリート造など建築材料が多様化するにしたがって、解体工事の内容や方法は多様化しています。

■解体工事の工期は?
建物の規模や構造によって工期も異なってきます。一般にみられる木造2階建の30~40坪のものでは1週間から2週間が標準工期となります。重機が使えない場所ではこれの倍くらいの工期がかかります。

■解体工事にかかわる法令は?
まず、解体工事を行うには、建設業許可か解体業の登録を受けている必要があります。無許可(無登録)の業者も相当数ありますが、そういう業者にご依頼されるのは絶対にお勧めできません。
その他、私たちには産業廃棄物処理法に基づき適正に廃棄物を処理する義務が課せられています。マニュフェストと呼ばれる帳票を用いて、解体後は、収集・運搬・処分まで管理されます。その他、建設リサイクル法に基づく届出、道路交通法に基づく道路使用許可、残土条例や農地法、林地開発に関する法令建築に関する許認可にわたしたちは従わなければならない義務を負います。
近隣への挨拶なども抜かりなく行わなければなりません。